泥亀 けんぞう のページ

東京都国分寺市住民訴訟原告のブログ、   私物化された市政を正す

被告側の市は弁護士から報告を受けてない?

 

 私は住民訴訟を提起し、現在の市長に対して訴えを起こしています。

 形としては現市長が被告であり、私が原告です。

 

 中身は「前市長に損害を弁済させよ」という訴えです。

 

 

 この訴訟によって市側と住民側である私が協力して真実を追究し、そして前市長に請求させるべきかどうかが確定すれば私が勝訴し、市は前市長に請求することになります。

 

 だから私と市はお互いの利益の対立を巡って争っているわけではありません。

 

 

 もうすぐ一審の判決が出ますが、市は控訴するでしょうか。

 

 私としては一審は勝訴すると考えています。

 もちろん、負ければ住民として控訴するかどうか考えないといけません。

 大変な負担にはなりますが。

 

 

 ともかく、一審の判決を待つばかりです。

 そこで、市は控訴するのかどうか、現在の市長は弁護士からどんな報告を受けているのか、控訴するのかどうか、お考えを伺おうと思いました。

 このことで現市長に面談できればよいのですが、まずはどんな報告を受けているか調べてみました。

 

 そこで、情報開示請求をして、弁護士からどんな報告が市長に上がっているのか閲覧しようとその「報告書」を求めました。

 

 「その文書はない」これが回答でした。

 

 正直、これには驚きました。

  

 現在の市長が依頼し、その弁護士は市の代理人として法廷で活動していて、その報告する文書が何もないというのです。

 

 

 これは怖いことではないでしょうか。

 

 前市長とは違うまっとうな市長だとは思っていますが、それでもこれは間違いです。

 「訴訟のことは弁護士に一任しているので」ということで経過を聞いたりすることがないのでしょうか。

 それを「プロはプロに任せる」などと言えば聞こえは良いですが、日本は法治国家なのです。

 

 いくら忙しくても、依頼した市長としては報告ぐらいは出させ、確認すべきではないでしょうか。

 

 

 

 私はこの先、この住民訴訟がどうなるかも心配ですが、自分の自治体のコンプライアンスがどうなのか心配です。

 コンプライアンスとは、「法令の遵守や尊重」と言う意味です。

 自治体なら当たり前のことなのですが。