泥亀 けんぞう のページ

東京都国分寺市住民訴訟原告のブログ、   私物化された市政を正す

ウチの自治体に警察署を

 ウチの自治体には警察署がありません。

 なぜか隣近所の市にはみなその自治体に本拠を置く警察署があります。

 当市は人口も増加しており、当自治体としての警察署を新設したいと考えたりします。市民の安全と安心を考えれば当然ではないでしょうか。

 

 自治体として警察署を持ちたい、持つべきであるという主張は、選挙公報に書くべきでしょうか。悩みます。

 

 しかし我が市議会ではすでにその議論はあったようで、誘致運動のための予算もついているそうです。こうやって議事録検索ができるというのは実務的に素晴らしいものがあります。

 警察署の設置には権限の関係があります。実現には色んな障害があります。

  地方議員として新設するよう運動をして、その陳情をその上の自治体にもっていくわけです。

 

 

 現状は隣の市の警察署がウチの市を所轄にしているわけですが、ウチの市に所在地のある警察署ではありません。

 管轄を頼むという形になっているようです。こういう「管轄権」ということも絡んでくるのだと思います。おまわりさんでも行政の職員です。

 こういうことは当市からの警察へのイベントへの協力とか、行政機関同士の協力関係としてなかなかスムーズにいかない原因かと思ったりします。

  

 

 他に例えば、ウチの市から所轄の警察署に問い合わせなり届け出をするとあまり真剣に取り合ってくれない気はします。

 個人情報を平然と聞いてきたり、どうも規律が緩んでいるとさえ思えます。

  子供の安全にしてもそう。110番してそれが隣の市の警察署につながって・・・と。心もとない気がしてなりません。

 

 

 結局、ウチの市の警察署じゃないからかなぁ、などと漠然と考えたりしていました。

 交番にしても、勤務する警察官は交代などで警察署に帰るわけですが、それが別の市に帰ることになるわけで、気持ちとしてどのくらい寄り添っていけるものか。

 

 だからウチの市は人口もそこそこありますし、市として独立した警察署があればいいのになと思うのです。

  

 このことは議会でもわずかの議論しかないのですが、もしかすると表立って議論したくない話題ということなのでしょうか?

 「警察が好きな人間はいない」なんてことでしょうか?

 わかりません(笑)。

 子供なら誰でも警察官が好きでしょう。

 

 

 このことが政治的な議論のテーマになりにくいというのは雰囲気では察しますが、もっと普通のこととして議論したらいいのではないか。

 法治国家なんですから。 

 私は警官のコスプレがしたいわけでもありませんし、マニアだから言うわけではありません・・・。

 このことをもし、「選挙公報に載せるのがはばかられる」としたら残念に思います。確かに誤解を受けるのは避けたいものですが、私は載せるかも知れません。

 

 

 議員なら「市民の安全」というのは、考える一番のことでしょう。

 「問題意識」として、おかしなことには思えないのですが。

 少なくとも、交通違反や注意、それこそ市民へのサービスであれば同じ市の警察署の警察官であればもう少し杓子定規な対応ではないかも知れないとも思ったりします。