有権者の判断
ウチの市は他の自治体と比べると無所属が少ないように思います。
もちろんもっと少ないところもあります。
古参の議員とお話をする機会があった時、昔はウチの市は無所属がもっと多かったという話を聞きました。
地方議員ですから、そこは地方自治ということをしっかり考えて欲しいと思います。
党派や政治団体の色がついている候補者を避けようとすると、どうしても少ない無所属候補から選ぶことになるのでしょうか。
選択肢が限られているのは有権者にとって不幸なことだと思います。
私は無所属でもありますし無党派ですので、特にそんなことを考えてしまいます。
そう考えると、昨日に「一人一票では足りない」と言いましたが、それも間違うような気がします。
一人で三人も四人も名前が書けるということになれば、政治団体や政党の支持者、組織票だけが反映されてしまうということになりかねません。
地方自治は自分の街のこと、生活のことです。
組織票ということには違和感があります。
私は政党を否定するものではありませんが、特に政党政治の意味がほとんどない地方自治で偏った議員構成になる弊害はどこかしらあると思います。
要はバランスの問題。
これは候補者や議員らがいくら知恵を絞ってもどうしようもありません。
全体を見るというのは、有権者にしかできない判断だと思います。