千代田区の住民訴訟
政務活動費の使い方が不正であったとして四号請求が提起され、住民側が勝訴したものです。
これはタクシーの領収書に記載されているGPSデータと議員の報告が一致しないことで不正を指摘していたものですが、当然のことながら住民訴訟の前に住民監査請求をしています。
この時、千代田区は当該の議員を監査人から外して監査を行なっています。
私が国分寺市に監査請求をした際にも当時条例の可決に賛成していた議員が監査人でしたので、「外されてはどうか」という申し出をしています。
書面での回答はなく、「まったく問題はない」という返事でした。
関わった関係者を監査から外すのは当然の見識だと思いますが、この辺りはどうなのでしょうか。
住民監査請求について、千代田区と国分寺市では対応に違いがあったことになります。
市の監査などこんなものだ。まともな監査結果など期待できるはずもない。そんなご意見も伺いました。
結局、訴訟提起をするしかないと、私は意見聴取にも応じませんでした。監査結果が出れば30日以内に住民訴訟しなければなりませんでした。
賠償金の支払いという実態を知っている市が私から意見を聴取してどうするつもりだったのか、分かりません。