次は最高裁までいくつもりか
本件裁判は弁論を終結し、控訴審の判決を待つことになりました。
どうみても次は最高裁まで争うという感じがします。
しかし、こんなことが許されるでしょうか。正気とは思えません。
市民を無視し、説明もせず、ひたすらこのような免責を行なおうとする政治的取引がされています。
市長は、いったい誰の利益のために争うつもりなのか。
今回の債権放棄の議決について、「違法でその執行が無効だとするだけでは足りない」と、原告は主張はしていてます。
確かに画期的な判決も求めてはいますが、これが違法な議決でなければどうなるというのか。
仮に債権放棄の議決が違法でその執行が無効とされ、そして改めて「星野前市長に請求せよ」との判決が下されればどうなるでしょう。
次は国分寺市が星野前市長を相手に請求し、その支払いがなければ自動的に訴訟の提起をすることになります。
そうなれば星野前市長は抗弁するでしょう。
すなわち、
「井澤市長から債権放棄の通知が来ている。これを無効とすることなど許されない。公的権力が行使されておいて、それがいきなりナシになるなんてことはない。」と。
市民の財産は毀損されたまま、議員らの談合と馴れ合いによってひたすらこれが無視されていることになります。