最高裁は判断を避けた
最高裁が上告を棄却したことにより、高裁のとんでも判決が確定したことになります。
市議会が放棄議決をしただけでなく、市長が執行してしまえば、やったモノ勝ち。
これが確定しました。
市議会が放棄議決して争われたケースはありましたが、市長まで結託し、すぐさま執行した。そんな自治体はありません。
それでいて、シレッとして「議会が議決したから執行した」なんて言った。
子供のようなしらばっくれです。
呆れる。審議も何もしてない。
当然、高裁も最高裁にもそれを指摘した。
一切の判断は出ませんでした。
ただ、この執行を違法とはしなかったというだけです。
それで高裁は、「執行しちゃってるから消滅していてもう訴訟にならない」との判決を下した。
法的議論がまるでされなかった。
最高裁もこの高裁判決については審議するに値しない、つまり、高裁判決を支持したということです。
これにより判決は確定しました。