一審判決を破棄!
昨日、東京高裁での判決がありました。
判決は一審判決を破棄です。
一審の星野前市長への求償権を認め、判決文に加筆しながらも、高裁は国分寺議会の債権放棄の議決によって、当の求償権は消滅しているとして、一審判決を破棄しました。
しかし、いくら法が許しても、
市民である私は許せません。
パチンコ屋に対する市民の拒否反応を利用し、パチンコ屋に利益を供与したも同然であり、星野は市長としての「実績」という利益すら得ています。
そうして再開発事業にまつわる数々の疑惑。
国分寺市議会は、これまで何の説明もなく、賠償金を支払わされた時もだんまりを決めこんでいた。
その上、この裁判ではいち個人である星野氏の抱えた借金を棒引きにすると議決している。
市民の方はこれから、税金を滞納したら、せいぜい議会議決でもして放棄してもらえばよい。
選挙の公約どころか、日頃の主張など真っ赤な嘘です。
当日は星野前市長が来ていました。
判決があると喜んでどこやら報告していました。
喜んでおられたのは実に不思議な光景に見えました。
原告は放棄議決があったことで、すでに星野氏への請求を争ってはいなかったつもりでしたので。
相手は木村議員でしょうか(笑)。なにしろ次の市長候補だそうですから。
次は都議会議員、国会議員でしょうか。
どんな関係、どんな合意が議員らの間にあったかは分かりません。
トボケて理由を示しましたが、よくも高裁はこれを鵜呑みにしたものです。
その理由というのは、こちらが恥ずかしくなるほど馬鹿げた言い訳でしたから(笑)。
面白がって店に火をつけても、自分が商売敵に負けそうだと危機感を持っていたとでも言いわけをすれば理由になるということです。
さて、ということで、原告である住民は即日、その日のうちに上告いたしました。
最高裁で争うこととなります。
あらかじめこういうことは想定しておりましたので、そのまま用意しておいた捺印済みの書類を提出してきました。
この手の元の首長への議会の債権放棄については、すでに最高裁が判断基準を示しています。
高裁は明確な判断をしておらず、原告は高裁判断を誤りと考えていますので、最高裁に判断させようと思っています。
長かったですが、いよいよ終盤となります。